「この街で」20周年記念式典

令和7年3月30日（日）、松山市総合コミュニティセンタープラザで「この街で」20周年記念式典が行われました。

2005年3月3日に、芥川賞作家で作詞作曲家の新井満さんにより誕生した松山の愛唱歌「この街で」は、2025年で20周年を迎えました。この機会を捉え、次代を担う若年層をはじめ、多くの方々に改めてこの歌の魅力を感じてもらい、今後も松山の愛唱歌として歌い継ぐ気運を高めるため、20周年記念式典を開催しました。

式典では、新井満さんの奥様である紀子さんにもご列席いただき、「住んでいるこの街を愛してください。そして国を愛して、地球を愛してください。「この街で」という歌は本当に地球規模の平和の歌だと思います。」とご挨拶いただきました。また、新井満さんの功績と愛唱歌「この街で」の20年間を振り返る映像を公開したほか、愛媛大学教育学部附属小学校コーラス部の皆さんに、「この街で」の合唱をご披露いただきました。

さらに、式典にあわせ、松山市総合コミュニティセンタープラザに敷設している「この街で」原稿モニュメントをリニューアルし、スパークバルーンを使用したお披露目で会場を盛り上げました。 大きなバルーンの中から飛び出したたくさんの小さなバルーンには、「この街で」の歌詞が書かれていて、会場には「ことば」と笑顔が溢れました。

「この街で」がこれからも多くの方々に感動を与え、郷土の宝として愛され続けることを願います。